- 私がお世話になったフォルケホイスコーレでは、隔週でStudy Tripがあり、また私が選択をしていた「Foto(写真)」の授業も校外へ撮影に行くことが多く、さらには10月上旬まで電車が運休していたこともあり、移動にバスを利用する機会が思いのほかあるコトが分かりました。
デンマークの交通事情
・右側通行
・道路の状態が安定していない場所もある
・走行速度
これらが日本とは異なるため、酔い止め薬が必要となる場面が多いと思われ、日本から持参した酔い止め薬の底がついてしまうことに気がつき、そこで一気に想定外の不安にかられることになるのでした……。
幸い学校から徒歩圏内にApotek=薬局があったため、午後の授業が終わった後にデンマーク人の学生さんに同伴してもらい「イエローカード」と俗に呼ばれる健康保険証を持参して、薬局へ酔い止め薬を買いに出向きました。
処方箋は不要で “Do you have any medicine for motion sickness?” と尋ねるとスグに薬を出してくださり、日本のように多くの種類はなさそうでした。
ここで一点、気になる点がありました。それは、私が日本人で北欧の人たちに比べると身体が小さく、子ども用の薬を飲んだ方がよいのでは?という危険な素人考えだったのですが、薬剤師さんに尋ねたところ、大人向けの薬を飲むようにとのことでした。
Study Tripは、一人旅では訪れることができない(選ばない)ような場所ばかりでしたので、乗り物酔いで苦しい思いをすることなく楽しめることができて、本当によかったです。
副作用として眠気は避けられなかったものの、私はおかげさまで問題なく服用でき、乗り物酔い対策としては効果てきめんでしたが、個人差があるかもしれません。
もしも普段、日本で酔い止め薬を服用されていてフォルケホイスコーレにいらっしゃる方は、持ち込み上限を超えない範囲(▶︎ご参考|厚生労働省「海外渡航先への医薬品の携帯による持ち込み・持ち出しの手続きについて」)で、予備分を含めた量を日本から常備薬として持参されるとよいかもしれません。
なお私は、日本に一時帰国をされた方に、センパアQTを購入してきていただいたおかげで日本で販売されている酔い止め薬の不足分を補充でき、大変助かりました🙏 こちらは[水なし]で[1日2回まで(但し4時間の間隔を空ける必要あり)]服用できるので、長距離便を利用する際に、重宝しました。
ちなみにセンパアQTは、イギリスで製造されているお薬のようです。