Paddington駅につづいて訪れたロケ地は、くまのパディントンが
ロンドンでお世話になるブラウンさん一家のお住まいの最寄駅です。
《ロケ地めぐり》#1/3 映画『パディントン(Paddington)』Paddington Station のつづきです
劇中に登場する“Westbourne Oak Station”は架空の駅ですが、
ロケーションは実在するロンドンの地下鉄の駅とのことです。
今回のロケ地めぐりでも、コチラのサイトを参考にさせていただきました。
→ Paddington film locations (2014) – Movie Locations
Thank you for sharing that with me!!!!
駅には、戦時中、出兵をしている男性たちに代わって駅構内のペンキ塗りや
地下鉄業務を引き継いだ女性たちの活躍を伝えるポスターが貼られていました。
このプレートによりますと……
Maida Vale出身の建築家 Leslie Green によって1906〜1907年の間に
設計されていたものの、1908年に惜しくも結核でこの世を去り、
皮肉にも(彼は多くの駅の設計を手がけていた建築家でしたが)
生まれ育った街の駅舎の完成は見ることができなかったとのことです。
その後、建築家 Stanley Heaps が、初めてエスカレーターを導入した
駅のひとつとされる“Maida Vale”駅を設計し1915年に完成させます。
《中略》
また、アルフレッド・ヒッチコック監督 1927年の映画作品『ダウンヒル』と
スティーブン・ポリアコフ原作 1983年の映画作品『ランナーズ』※の
ロケ地でもあるそうで、いずれの作品にも、かつてあったこの駅の
オリジナル木製エスカレーターが映っている、と記されています。
(プレートに1982年とあるのは、実際に撮影をされた年のことでしょうか?)
目的地が“駅舎”で、本当に駅構内や外観をみるだけの下車となりました。
しかしながら、その価値は充分にあると感じられた“Maida Vale”駅です。
→つづく