滞在期間中にシルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)のロンドン公演がありましたので、
この機会にThe Royal Albert Hallへ“Amaluna”を観に行ってまいりました!
お芝居やミュージカルには全くもって疎い私ですが、シルク・ドゥ・ソレイユは
友人に誘ってもらい日本オリジナル作品の“ZED”と“もう一作品”を観たことがあるのですが、
そのときの感動たるや!生演奏と共に繰り広げられるアスリート、ダンサー、ジャグラー、
パフォーマー、アーティスト等々の皆さんによるトリックなしの命がけのステージの迫力に、
それは、それは、もう……固唾を飲みながら、涙があふれそうになるほど、心が震えたのです。
というコトで偶然、短期滞在の旅先で観られると分かり、とてもウレシかったのです^^
上演される“Amaluna”は、英国が生んだ劇作家 シェークスピアの作品である
『テンペスト』が基になっているそうで、ロンドンで観られたコトにご縁を感じます。
チケットは、シルク・ドゥ・ソレイユの公式サイトから席を選択して購入し、
メールで送付されたE-チケット(PDF)を自宅でプリントして会場へ持参しました。
チケット£77.00+クレジットカード払い等の手数料£ 3.75+E-チケット代£ 2.00
(内VAT 20%= £ 13.79!!)というコトで、合計£ 82.75。
正面エリアの前から2列めの席で14,429円(購入時 £1=174.375円)でした^^
TheRoyal Albert Hallの地下鉄の最寄駅は、
Piccadilly線/Circle and District線の“South Kensington”駅です。
周辺には、数々のミュージアムや大学のキャンパスもあります。
円形の劇場内には、ぐるーーっと今までの公演の様子を伝える写真が飾られていました。
“英国に来ている感”のあるお写真の数々にコーフンしたところで、、
会場に入りますと……さらにキブンが高まる空間です!!
特設会場ではなく、歴史ある劇場でシルク・ドゥ・ソレイユの
巡回公演が観られるというのも、とても貴重な気がしました。
開演前に「公演中の“フラッシュ撮影・録画”は(パフォーマンスに支障をきたし)
大変危険ですので厳禁です!」といったアナウンスが場内に……というコトは
「フラッシュを焚かなければよいのか?」となりそうですが、私の席からは
出演者の方の集中力を欠くようなコトをする気には、とてもなれませんでした。
(シルク・ドゥ・ソレイユの公演中は場内が暗いため、スマホやデジカメの画面の明かりが、とても気になると思うのでした)
しかしながら(まだ客電が点いている状態の)本編前のコントのようなコミカルで
楽しいパフォーマンスは、撮らせていただけばヨカッタ!と後から思いました><
ギリシャ彫刻のような肉体美を持つスキンヘッドの“トカゲ系お兄さん”は、
開演前にスマホで撮影をしている観客たちからサッとスマホを取り上げ、
何枚も自撮りをしてから返していました(ちょっと羨ましかったです*笑)。
“国を超えたコトバ(造語?)”を甲高い声で軽快に話すピエロさんたちは、
客席を歩き回り、うれしそうにスキンヘッドの男性客を見つけると、
その方のアタマをハンカチで磨いて、キスをするという……えっ?!
このような感じで観客に、やりたい放題でしたが(笑)ターゲットとなった方々も
楽しそうに照れ笑いをされていました^^なんと偶然、通路を挟んだところに
スキンヘッドの男性客が、もうひとりいらっしゃったので、その方も続いて
瞬く間にターゲットとなってしまわれましたが……はい、盛り上がりました(笑)。
出演者の7割が女性で、圧巻のシーンも女性のソロ・パフォーマンスにありましたが、
男性陣のチームによるスピード感あるアクティヴなパフォーマンスも楽しめました。
国境を超えた、様々な分野でのトップクラスの出演者による、
個性を存分に活かされた各パフォーマンスのつながりがとても素晴らしく、
東洋人(日本人)の方々のご活躍も、個人的にはウレシかったです^^
途中から「観たコトがあるシーンだなぁ……シルク・ドゥ・ソレイユでは
共通の定番パフォーマンスなのかしら?」と思いはじめるも、とあるシーンで
「絶対に、このショーは以前、観たコトがある!」と確信するのでした。
「ここまで一致するハズがない!」というシーンが、次から次へと^^
ところが“Amaluna”は北米と欧州公演のみで、アジア公演の情報が見当たりません……
私が日本で観た2本めの作品は、一体どのショーだったのでしょう??
(大勢の友人たちと観に行っているので、今度、確認してみます)
スポーツの試合で感動するときのキモチに私は近い、シルク・ドゥ・ソレイユ鑑賞。
今回も大いに感動し、稀に見られた失敗のシーンは(出演者の方におケガ等がなければ)
そのパフォーマンスがいかに難しいかが伝わるスパイスとなり、興醒めするどころか
かえってキンチョー感が増し、その次の成功の喜びが、ひとしおとなるのでした。
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シルク・ドゥ・ソレイユの中では、異色の作品のようですが
ビートルズが大好きな私が観に行きたい作品は、コチラです!
“LOVE”はレジデントショーと言われる常設会場(ラスベガス)の公演ですので、
私がそこへ観に行くしかありません(東京からの直行便復活希望)!
サウンドトラックのアルバムを聴いては、
日々そのステージの楽しさを想像(妄想?)しております^^
私が米国を訪れるのは、いつになるコトでしょう……。