10月頃に、たまたまネット検索中に知った「野球知識検定」。
2018年5月発行の最新版公式問題集が、もうスグ増刷〜販売再開間近だったので、
先ずは『野球知識検定 公式問題集 2018年度版』を購入。
問題集が届き内容を確認したところ、
試験日までには知識をアタマに入れられそうな気がしたので、
2020年12月20日(日)の検定を受けてみるコトにしました!
そして、試験当日。
都営地下鉄三田線「西巣鴨」駅 A3出口を出て、左へ曲がり
大通りの道なりに直進すると、左に試験会場の「大正大学」がありました。
駅から近く分かりやすい試験会場というのは、とてもありがたいです!
初めて訪れるキャンパスで、大学に到着したものの、
「●●号館へ、たどりつくまでに時間がかかった」という状況にもならず、
ホッといたしました、、ヨカッタです……
私は午後の試験を受検。
ちょうど開場時間(12:20)に到着しました。
既に、館内で問題集や資料に目を通しながら待機されている方の姿も見られたので
冬場に屋内で待機をさせていただけるのは
(何時から入館可能かは確認していませんが)ありがたいと思いました。
手指消毒〜検温(係員の方による「おでこ」の検温)〜受験票提示で
受付を済ませ、スグに試験場のフロアへ向かいます。
座席は大まかに「5・6級」「4級」などと、
級別に範囲が決められているのみで各席への受検番号の割振はなく
〈空席を選んで座る〉という形式でした。
1席ずつ空けて解答用紙が机上に用意されていたのは、
感染予防対策というよりは「試験」だから?でしょうか。
新型コロナ渦というコトもあり、試験開場の入口でも手指消毒は必須。
開始直前までは、扉を開けて換気をされていたようです。
マスクをしながらの受検は苦しくないかと心配でしたが……大丈夫でした。
また、この季節の試験では咳のひとつも聞こえてきそうですが皆無でした!
解答方法は「マークシート式」ではなく「記述式」でした!
今回、私が受検した『5・6級』の出題は全て4択ですので、
算用数字を解答欄に「1」や「2」と100問分、ひたすら記入。
試験開始30分後になると〈荷物を持って退出可能〉となります。
再入場は不可のため、完ペキに解答し終えたと思われる
「5・6級」の受検者の途中退出は多かったのではないでしょうか。
※ちなみに私も15分後には100問を終えていました(……全問正解できませんでしたが)。
スターターとして持参した0.9㎜のシャープペンシルが完投したため、
マークシート対策として用意した1.3㎜芯のシャープペンシルの
本日の登板はナシでした。また別の機会によろしくお願いいたします。
消しゴムはマークシート専用で正解!
0.9㎜はBの芯を使用していたので、軽い力でよく消えました。
問題は公表通り、公式問題集の内容と選択肢も、ほぼ同じでした。
使用されているフォントも大きめで同じ(メイリオ)でしたが、
中には、解説に記載されていた内容が問題になっているコトも。
そのような場合もあるかと、一応全てを読んでおいてヨカッタですが
それでも1問、記憶が曖昧な内容を間違えてしまい悔しかったです……。
試験結果は合格者のみに2021年1月下旬に郵送でお知らせされるとのコトでした。
ちなみに『5・6級』の試験問題の見本が公式サイトに紹介されています。
初見では、実際に野球の経験がない私にとって「???」な問題ばかりでした。
・・・
この「野球知識検定」の特長として、試験後には
『質疑応答(30分間)』+『検定官クイズ(30分間)』の計1時間にわたる
検定官=元プロ野球選手によるトークショーのご褒美(?)があります!
2020年12月の東京会場では、元読売ジャイアンツの
鈴木尚広(すずき たかひろ)さんが検定官として
お話してくださいました。
球場やテレビで試合を見ていたときのスラッとした印象よりも、
(引退された今もアスリート体型かつスリムでいらっしゃいますが)
スーツ姿の鈴木さんの体格のよさに、オドロきました!
やはりプロとしてスポーツの世界で活躍されていた方は
姿勢もよいですし、佇まいにオーラがありますね。
私は検定前夜に、公共放送の特集番組で
『世界の盗塁王・福本 豊の知られざる伝説に迫る』を見ていたコトもあり、
質疑応答タイムで、鈴木尚広さんがセ・リーグの5チームから
・盗塁の際に走りづらかった投手
・その理由
をそれぞれ答えていらっしゃったときが興味深く、
ポンポンと名前があがるチームと、絞り出すように思い出して
答えていらっしゃったチームがあった点も、おもしろかったです。
COVID-19感染予防対策として今回は、
検定官とクイズ正解者との記念撮影とサイン会は中止となりましたが、
その代わりに正解者への賞品として
検定官のサイン入りボールを15個も!用意されていました。
というコトで、その「クイズの時間」。
出題されて分かった人が挙手をして答える流れですが、
百人一首大会の如く、まだ司会進行の方が出題文を読み終えないうちに
手をあげるマニアッ 野球知識上級者の方々の、多いコト、多いコト!
検定官である鈴木尚広さんに関する史実にヤマをはり、
事前に調べていらっしゃったのか、
あるいは既知でいらっしゃったのか。
皆さん、スゴいなぁ!と思いました。
(私が準備を怠り、知らなさすぎたのか……)
試験後の一時間が短く感じられましたが、元プロ野球選手の方と、
野球ファンの方々との質疑応答は、とても楽しかったです。
2020年6月に予定されていた検定試験は中止となったそうですが、
冬は無事に試験が開催されてヨカッタです。
ありがとうございました。
・・・
今季はドラゴンズがAクラス入りされたコト、
頼もしいエース=大野投手の沢村賞受賞、
大野投手&木下捕手の2020プロ野球最優秀バッテリー賞受賞、
三井ゴールデン・グラブ賞には3選手が選ばれ……
(ビシエド選手、初受賞おめでとうございます!)
祖父江投手と福投手の「最優先中継ぎ」タイトル獲得などなど
また、怪我で終盤は残念ながら離脱するコトになりましたが、
育成から支配下登録をされた「マルちゃん」こと
ライデル・マルティネス投手の大活躍もあり、
書ききれないほど、色々とうれしいシーズンとなりました!
来季は、感染症を気にするコトなく、
平和で安全に現地観戦を楽しめるコトを願って……。
そして私は、ライオンズとドラゴンズの日本シリーズを観たい!